まずは写真をご覧ください〜

photo by jama

<<050724>>

まずはきりんぢ隊員の報告書

御殿場口緊急レスキュー隊 〜きりんぢ隊員の報告〜

疲れといろいろで朦朧としてますが、記憶が新しいうちに。

マヤ暦に触れたことのある方はご存知かと思いますが、
マヤ暦で7/24が1年の終わりの日、そして25日は「時間をはずした日」26日からが新しい年の幕開けとなります。
この節目、時間をはずした日を富士山を感じながら過ごしたく、昨年も一緒に登山したjamaさん親子と共に登山することに。

昨年同様御殿場口コースからのスタート。
御殿場口コースは5合目から7合目まで山小屋も休憩所も何も無い、道のりも長い(あまり人気のない)コース。
今日は登山客よりも、来る富士山マラソンに向けて練習している筋肉マン達の方が多くいるように感じました。
(あの山道を走って登るなんて、考えられない!)
このコースは2度登っているので、今回だいたい距離感も分かって、かなり良いペースで進んでいました。
登り始めからあたりは濃霧。でもたまに視界がひらけたり、というかんじでしたが、五合五寸過ぎたあたりから霧雨状態に。
体感温度も大分下がってきたのでカラダ冷やさずに休憩をあまり長くとらず、六合目まで来たらご飯にしようねって頑張ってもくもくと登っていたら、前方の霧の中から上半身裸の外国人男性が。
てっきりマラソン練習の人かと思い、「この寒い中寒さも感じずに裸で走ってんのかー」なんてびっくらこいてたら、なんか状況が違う様子。。。

彼が言うには「レスキューを要請してほしい。友人が倒れて息をしていない、このままじゃ彼は死ぬ」みたいなことを英語で話してきました。
すぐ先に横になってるもひとりの外国人を発見。
助けを呼びに来た彼の衣服が全部被せてあったんだけど、この霧雨ですでにびちょびちょ。横になっている彼はカラダが硬直した状態。
とにかく彼を温めなきゃ、と私たちの予備防寒着、あるだけ被せて雨よけビニールシートで覆い、まず大石茶屋に連絡。
こういう理由でレスキューをお願いします、と言ったら、最初は119か110番に自分で連絡してくださいと言われたんだけど、電波状況も良くなかったので茶屋から連絡してもらいました。
それからそれから。。。。何か温めるものを。。。
カイロがあるじゃん!!!!
私とjamaさんとであるだけのカイロを横たわっている彼にあてがってしばらく様子見。
この2人は米兵さんで、助けを求めに来た彼はレスキューの知識を持っていて、気道確保や人工呼吸はとても適切で、これにはとても助けられました。

カイロが暖まるまで何度か呼吸が停止しそうになったけども適切な処置で息を吹き返していた状態。
その米兵さんが、自分たちの基地に連絡を取りたいけど、日本に来たばかりで連絡先が分からない、というのでまず104に問い合わせたら、「お届けがありません」なんですってー!!
そしたら次は。。。とりあえず警察かなってことでパンフレットに掲載されていた富士吉田警察に連絡。そしたら基地内の病院を調べてもらえてたので米兵さんに直接連絡をとってもらい、近くのCAMP FUJI(ここも米軍キャンプ)もレスキューを出すような話になったそうで、とりあえずどちらかのレスキューの到着を待つことに。
10個ばかしあてがったカイロで暖まって来たのか、横たわっていた彼に意識が戻って呼吸が安定してきたもよう。
これで私たちも少し安心しました。

待っていた位置というのが、車が入って来れる位置から歩いても1時間近くはかかってしまうんじゃないかという登山道(我々の通称『ギザ道』)
霧で覆われると視界は狭くなるし、寒いし、車が近付いてるような幻聴は聞こえてくるし。。。(笑)
結構この寒い時間は過酷でした。。。ガクブル状態

最初の連絡をしてから待つこと2時間ほど(2時間半くらいかな?)
これはほんとに偶然としか言いようがないんだけど、
目の前の霧がぱぁーーーーっと晴れて視界が広がり、遠くの山や青空まで見わたせた瞬間があって、そこで遠くにいるレスキュー隊の姿を見つけることができました!
みんなでめいっぱい手を振ったら気づいてくれて、一安心。
日本のレスキュー隊の方々で、下で車が待機しているけどそこまでは担架(ソリみたいなやつ)で運ぶということで、登山道から大砂走りに抜け、皆で下山。
五合五寸に救急車とパトカー待機。私たちもパトカーで5合目まで乗せてってもらいました。パト乗車初体験!
運ばれた彼は日本のレスキュー隊が米軍のレスキュー隊へ運んでくれるというので、私たちはここでお仕事(?)終了。

倒れた彼の意識が戻って話すことができていたので、ほんとに安心しました。
彼らと私たちが出会うのが遅かったら。。。とか、携帯の電波が繋がらなかったら、、、とか考えるだけでも恐ろしい。
そしてjamaさんの昔とったキネヅカ?米軍事情に詳しいことも
とても助けになりました。
最近英語の勉強さぼってましたが、真面目に取り組もうと思いました。
あと富士山のような天気の変わり易い山にはカイロは必須なことも改めて体感。

はぁ〜〜。富士登山には教わることいっぱい。
運ばれた彼は外傷もあったようなので、無事回復できることを願います。

 

御殿場口緊急レスキュー隊 浜本隊員の記

たのむよぅ〜富士すゎ〜ん2005! 

実録!!“海軍を助けた女子供たち” 

7月24日 
御殿場口緊急レスキュー隊 浜本隊員の記 

なんてこったい、、Oooops!!!! 

また!リタイアだぜい!! 
かな〜りいいペースのわし等の前に現れたのは! 

御殿場口、、、、またやらりた、、、 

海軍マリンコを助けるなんてたくましすぎな女2名、、 
ある意味悲しすぎ、、、 

富士山なめんなよぅBOY達。。。 

きりんじ隊員の記もあがります。 

浜本1号2号隊員の記はまた後日。 

バタンQすぎ、、、、

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